アップル、クアルコムとのモデムチップ契約を3年間延長
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5GについてはiPhoneもQualcomm主体で進めるという意思決定と見て良さそうです。
iPhoneのモデムについては、Intel製の利用や、QualcommとAppleの訴訟があり、両者が和解してiPhoneの5G対応を果たしたという経緯がありました。その際、Intelのモデム事業をAppleが買い取った経緯もあります。
技術として作れても、特許や権利の問題、世界中での検証など、Appleとして実現が難しい領域なのかもしれません。
iPhoneはとにかく、そろそろMacにも絵師も入れてほしくはありますが。自社製チップとQualcommチップを両方使った身としては、いくらAppleが半導体社員を大量に雇った所で簡単に追いつける物ではありません。
半導体ビジネスをスケールするには、生産数量が極めて重要です。Appleが売り上げの1/4なのだとしたら、Appleの自社製半導体はQualcommのたかが1/3。Appleが他社に販売しない限り、永遠に不利な事には変わりありません。長期戦になるでしょう。
所で、Qualcommの特許ライセンスについては、もう問題では無いのでしょうか。3G端末のころ、Qualcommビジネスの源泉は3GPPの特許料でした。4G、5G以降減ってはいましたが、セルラー無線システムを採用する限り、Qualcommへのライセンスは多少なりともあるはず。