2023/9/12

【社会人0年目】『10分読書』から学ぶ、入社前の備え10選

就職するまでの学生生活も残りわずか。社会人になるまでの「社会人0年目」をどう過ごそうか?
ラーニングエージェンシーの内定者への意識調査によると、内定者が社会人になるにあたって、さまざまな感情を抱えているようだ。
入社するにあたり、
「自分の能力で仕事ができるだろうか」
「上司とうまくやっていけるだろうか」
そう感じている学生も少なくないだろう。
本の要約サイト「フライヤー」とコラボした連載「10分読書」では毎週、今話題の要約本を紹介してきた。
今回は、希望と不安が入り混じった社会人0年目の学生に向けて、10の記事を厳選。
入社前の備えとして参考にしていただき、よい社会人生活がスタートできるように準備しておこう。
INDEX
  • 1.「ビジネスの基礎」をマスター
  • 2.悩みは「小さく分けて」考える
  • 3.「アイデア」の種は日常にあり
  • 4.「タスク管理」は順位付けから
  • 5.話すより「聞く」を意識せよ
  • 6.相手に伝わる、万能の「文章術」
  • 7.「人脈」で仕事の効率化
  • 8.他者受け入れる「非否定」マインド
  • 9.早く知るほど得をする「2つの収入」
  • 10.「運動」でストレス解消

1.「ビジネスの基礎」をマスター

入社するまでに、なにをすべきかわからない──。
そんな悩みを解決してくれる記事だ。
ビジネスマインド、時間管理、コミュニケーションといった「ビジネスのキホン」を身につけておくと、「できる」新入社員として認識してもらえるはずだ。
今回紹介する9つの記事で具体的に学ぶ前に、本記事でその概要をさっと理解しておこう。

2.悩みは「小さく分けて」考える

入社するまでの悩みは「因数分解思考」で解決しよう。
どんな悩みでも、小さな要素に分解することができる。構成要素が分かれば、自然と解決策が見えてくるはずだ。
社会人1年目で多くの悩みを抱える前に、普段から細かく分けて考えるスキルを身につけておこう。

3.「アイデア」の種は日常にあり

どんな職種に就いたとしても、企画力が求められる。
発想力を豊かにするためには、さまざまなものに触れているとよい。
本記事では、世界中の事例や著者の経験から、1日1つのアイデアが紹介されている。
どんな些細なことにでも、仕事のアイデアになることがある。自分自身の生活も見直してみて、気づいたことを書き留める習慣をつけよう。

4.「タスク管理」は順位付けから

仕事を始めると、締切に追われる毎日だ。
しかし、締切が早い順番にタスクをこなしていくだけで、効率的に働くことができるのだろうか。
やるべきタスクを机上に並べ、その順番を少し考えるだけで、効率的に仕事を進められ、自身のメンタルも保つことができる。
入社前にやるべきことは何か、本記事を参考に考えてみよう。

5.話すより「聞く」を意識せよ

入社するということは、新しい環境に飛び込むということである。
学生時代とは違って、新しい人と会う機会が増え、今まで以上にコミュニケーション力が重要視される。
しかし、自分から進んで話せなくても、相手の話を聞く力さえあれば、ビジネスでうまくやっていけるはずだ。
相手を受け入れ、気持ちよく話してもらえるような会話術を身につけよう。

6.相手に伝わる、万能の「文章術」

メール、企画書、プレゼンの原稿。社会人になると、文章を書く機会が多くなる。
就職活動を終え、相手に伝わる文章を書く習慣が衰え始めてはいないだろうか。
本記事では、「仮見出し」「二段論法」といった、さまざまな文章に使えるテクニックが紹介されている。
いつでもわかりやすい文章を書けるように、資料作成や日々の情報発信に気をつけてみよう。

7.「人脈」で仕事の効率化

内定者懇親会やインターンシップ。これから働く会社で「人脈」を作れているだろうか。
1年目からでも活躍できる社会人は、早いうちから内定者や会社の人とコンタクトを取り、情報をたくさん仕入れているのだ。
新入社員としてよいスタートダッシュを切れるように、さまざまな人と出会い、入社に向けて準備をしていこう。

8.他者受け入れる「非否定」マインド

近年、コミュニケーションにおいて、他人を論破する風潮が見られる。
話始めに「でも」「それってさ」と、自分の意見を押し通そうと、無意識に相手を否定していないだろうか。
上司や同期の発言に意見する前に、一度立ち止まって自分の考えを改める習慣を身につけよう。
相手との信頼関係が生まれたり、あなたの自己肯定感や自信につながるはずだ。

9.早く知るほど得をする「2つの収入」

世の中には、2種類の収入がある。「労働収入」と「不労収入」だ。
お金に働いてもらい、得られる収入である「不労収入」は、始めるのが早いほど、たくさんのメリットが受けられるのだ。
入社してから始めるのではなく、時間がある学生のうちに、お金について真剣に向き合ってみよう。

10.「運動」でストレス解消

就職活動でESや面接対策に明け暮れ、続けていた「運動」の習慣がなくなってしまってはいないだろうか。
働き始めると日々の生活が忙しくなり、ストレスを溜め込んでしまう可能性が高い。
心拍数の上がる運動を朝最低20分だけでもいい。
定期的な運動を習慣にして、ストレスの解消や集中力アップを目指そう。