グッチ、エルメス。一流ブランドが頼る300年企業がすごい
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- 西陣は「究極のジョブ型産業」
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京都のHOSOOさんに伺ったことがことがありますが、空間全体にうっとりしました。
店舗にはいると、入ると入り口には手に取りやすいバックやポーチ、クッションなどがあり、周りに生地そのものの検討スペース、私が伺ったときは2階はさらにルーツなどを知れる展示があった記憶です。「美」と「革新」という思想をぶらさず、発展させ続けること、大変素晴らしいです!✨️
なんだろう。俗にいう“一周まわって”なのか、和装のデザインがかっこよく感じるようになりました。機能性さえ改善すれば、浴衣や和服が日常着として復活するのではとも思っています。
それと、量産性を犠牲にした質感。
化学繊維や質の悪いコットンでできたペラペラなファストファッションが跋扈する昨今、日本やイタリア等の伝統国が提供する質の高いテキスタイルを守らねばと感じます。というか、細尾さんに言わせると、守るというよりも攻めるのが正解なのですね。
西陣織は何回も危機があったんですよね?という質問に、細尾さんが「直近だと江戸遷都ですね」と答えたのには驚きました(てっきりバブルの話をすると思っていた)。300年以上の歴史がある企業の経営者はやはり、見ている時間軸が違います。
細尾さんは「人間は常に進歩しているという考えが幻想だったと、コロナで明らかになった」と言います。私達は案外、変わっていない。だからこそ過去を振り返れば先を見通すことができる、と。振り返ることができる歴史を300年分持つ企業のトップは今、何を考えているのか。存分に語ってもらいました。
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