新興EVメーカー、米取引初日に255%高-時価総額フォード超え
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注目のコメント
99%の株式の実質的な支配者であるブオン氏はベトナム最大財閥Vinグループの創業者オーナーであり、同国の最も偉大な起業家、首位富豪として知らぬ者はいない人物である。今回のナスダック上場はSPAC経由であり、それ自体は一昨年までの株高時期に流行し多くの上場を産んでおりけしていかがわしいものではない。ただ、流動性を極端に絞り、かつ上場時に「近々世界的投資家から資金調達する可能性が高い」という趣旨の発言をした事で株価が急騰している点は、健全な株価形成とは言い難いと考えられ、今後資本市場当局は適切な指導やルールメイキング等の対応が求められるだろう。
ビングループはベトナム最大の財閥ですが、その本業は不動産業です。
ベトナムもまた、不動産価格の高騰がGDP数値の急伸を牽引している新興国の1つです。
ただし、ベトナムの不動産価格は、中国の余波を受けているというべき状況で、低迷中です。
自動車製造とは縁の無かったビングループですが、近年、自動車製造に乗り出しました。
GMのベトナム事業を買収することによって、工場や流通網を手に入れました。
自動車製造で成長した新興国に、タイ、トルコ、メキシコなどがありますが、これらの国の場合、日本や欧米のメーカーの下請けをすることで成長しました。
独自の自動車メーカーが出てきて世界的に成功しているのは、韓国と中国くらいです。
ビングループは、豊富な資本と社会主義体制下での国内の保護はありますが、世界的に成功するほどの自動車メーカーになれるかというと、未知数です。同社の時価総額は業界大手のゼネラル・モーターズ(GM)やメルセデス・ベンツ・グループを上回った…すごすぎる。(追記:他の方のコメントにあるように異常でもある)
ビンファストはベトナムの財閥(ビングループ)の会社。不動産事業などを手広く展開している。2019年頃にまずガソリン自動車を出したが、すぐやめてEVを出した。そしてアメリカで工場も建設。そのスピード感にはホントに驚く。
中国には100社以上の自動車会社があり、これからは途上国でも自らで自動車をつくる企業が増えてくるのかもしれません。世の中はどんどん変わっていきます。