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「ここにいた人たちは、もう疲れることもできない」520人が犠牲になった日航機墜落事故 38年前の夏、20代だった記者は「御巣鷹」の急斜面を歩き続けた

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コメント


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  • 株式会社キープレイヤーズ 代表取締役

    本当に痛ましい事故。YouTubeでもこの事故の真相ついてさまざまな意見や取材が行われてますよね。都市伝説的なものも含めて。夏になると思い出す


注目のコメント

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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    航空宇宙工学科に在籍する学生に「御巣鷹を知っているか」「日本航空123便を知っているか」と尋ねても反応がいまいちです.

    6年前にコメントしましたが,変わりません.
    https://newspicks.com/news/2429031?ref=user_2112738
    私の研究室は航空機の運動と飛行制御を専門にしています.尾翼と操縦性能を失った飛行機がどのような挙動を示すのかはまさに研究の範疇で,私の先々代の教授は当時,事故調査や解説に引っ張りだこでした.その時から研究室の研究の流れが変わったと言っても良い.そして今でもその流れは続いています.
    うちの研究室の主要な研究テーマは航空機の耐故障制御.すなわち,航空機に事故など不具合が起きたとしても,それに耐えうる制御システムを構築することです.御巣鷹に墜落したJAL123便は尾翼と油圧を失い,全ての舵面を操作できない状態にいました.あの時,何があればJAL123便を救えたのかを,それ以来研究しているといっても良い.今でも研究のための事故事例として,垂直尾翼を失った航空機,油圧を失い一切の舵面操作ができない航空機を考えています.残された4基あるエンジンの推力操作で運動を制御できたのではないか,適応制御,ロバスト制御,ニューラルネットなど,最先端の技術を使えば故障した航空機を無事に滑走路まで誘導制御できるのではないか等々.
    決して風化させることはなく,二度と悲劇を繰り返さないという思いで研究をしています.


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    毎日新聞 客員編集委員

    私も現場に行きました。この時の壮絶な体験は、その後の記者人生に大きなというより決定的とも言える影響を受けました。時は流れ、遺族会の事務局長をされている美谷島邦子さんの小学生の息子健くんに「ぼく、すごいね、ひとりで乗るなんて」と羽田空港で声をかけた地上係員の伊藤由美子さんが定年になるというニュースが流れていました。伊藤さんは日航社内で事故の語り部として活動してきました。あの事故の教訓をどう繋いでいくかが本当に大きな大切な課題です。
    私の長男は、事故の時、臨月間近でした。多くの死を取材しながら、自分だけが新しい命を授かる幸せを受けていいのか、と随分悩みました。その長男もまもなく38歳です。時の流れを感じると同時に、流れるに任せてはいけないと痛切に思います。


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    ソニーベンチャーズ/ソニーグループ シニアインベストメントダイレクター

    JALの時刻表(伊丹便)を見て頂くと分かりますが、JAL123便は永久欠番になっています。御巣鷹山の事故機のフライト番号です。

    御巣鷹山にはこれまで何度も慰霊登山をして参りました。社員は全員必ず尾根の上まで登ります。

    今でこそ木々がまた生えてきていますが、飛行機がぶつかって削り取られた尾根の跡は今もなお残っており、僕たちに何かを語りかけているように感じたものでした。

    JALの安全啓発センターには機内で書かれた直筆の最後のメッセージなどが残っており、それを見るとどうにもやりきれない思いになりました。

    事故から何年経とうと、決して風化させてはいけないと思いますし、それがこうした悲劇を繰り返さない為に今の我々ができる事なんだと思います。

    事故そのものについてはおそらく政治的に明言は避けられているのですが、僕の知る限りではこういう経緯です。

    ・事故機は墜落の数年前に離着陸時に尻もちをついた。機種の上げすぎだった。
    ・それを修理する為、メーカーからも専門家を呼んで、それに従ってガイダンス通りに修理を行った。
    ・しかしその修理方法が実は適切ではなく、何度も離着陸を繰り返すうちに圧力隔壁部分にガタが来て、ついに事故当日に亀裂が入った。
    ・亀裂から機内の高圧の空気が一気に外に吹き出し、それによって尾翼を制御する為の油圧パイプや翼の一部を吹き飛ばした。これにより瞬時に制御不能に陥り事故へと繋がった。

    当時、事故の後にご遺族とずっと向き合った経験のある元JALの役員さんからも当時の話をたくさん聞きました。毎年この日になるとあらためて、こうした事故の悲惨さをこれからも後世に伝えていく必要があると感じる真夏の8/12です。


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