新型iPhoneに発売延期観測 Apple、パネル調達遅れ
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台湾サプライチェーンからはしばらく前から流れている情報。
アップル、次期モデル「iPhone 15」の大型スクリーン生産難航-報道(7/21、Bloomberg)
https://newspicks.com/news/8689815
【EMS/ODM】iPhone 15の発売、数週間遅れの報道(7/24、EMSODM)
https://newspicks.com/news/8699873
ただ、イメージセンサーの供給不足の報道も出ている。一番最初の上記の報道では、組立工程での課題とあり、組み合わせるイメージセンサーや、そこでの相性の可能性もあるように思う。
iPhone 15向け新型CISに供給不足の懸念、TrendForce’(7/25、EE Times)
https://newspicks.com/news/8703867
なお、初期生産量としてはiPhone 14より-8%(iPhone 14 約8700万台→iPhone 15 約8000万台)と報じられている。
【EMS/ODM】iPhone 15、第1陣の準備は先代の8%減 DIGITIMES調査(7/24)
https://newspicks.com/news/8699881
パネルの7割はSamsungとみられ、記事に出ているLGDはメインではない。
なお、1月にはBOEが最大サプライヤーになるというミンチー・クオのリークがあったが、それは全然外れたように思われる。
【液晶パネル】iPhone 15のパネル供給内訳 サムスンが約7割で最大 BOEは1割(7/27)
https://newspicks.com/news/8713933
中国BOE、iPhone 15向けディスプレーで最大のサプライヤーに 韓国サムスンを敗る(1/7)
https://newspicks.com/news/7979558まず、iPhoneの有機ELの色味はAppleの好みに調整されているだろう。三星ギャラクシーもiPhoneもどちらもパネルは三星がメインサプライヤーだが、ディスプレイの色味は全く違う。これは様々な細部にこだわるAppleならではだろう。そのため、品質に妥協が無く、Appleが求めるディスプレイをLGが用意出来ていないということなのだろう。これはこれまでにも何度もあったことである。
有機ELパネルは封止が難しく、これがうまくいかないと発光体が変色したりしてしまう。ここでLGはいつも苦しんでいると言われる。
Appleは三星ディスプレイとは早く縁を切りたいくらいだろうが、有機ELパネルではそう早くは縁が切れなさそうだ。三星ディスプレイからしても、高い価格でパネルを買ってくれるAppleは無くなって欲しいわけではなかろう。品質を求めないなら、とっくに他のメーカーに切り替わっている。
ローテクで製造装置があれば誰でも出来ると言われるが、品質向上や新技術への対応は一朝一夕にはいかないのでしょう。
他のメディアでもLGディスプレイで技術的な問題があるとの報道はあった。
改めてなので、実際に問題があるのかも。
BOEが担当する機種でないなら、またと言っていいのか、安定のSamsung頼みになりそう。
Samsungの独占、寡占を崩したくてLGとBOEの比率を高めようとしているけど、技術的な壁が想像以上に大きいのかも。
BOEも4年前に大量採用のニュースがあった。
今年も苦戦が報じられているし、Samsungの比率を大幅に縮小するのは来年以降に持ち越しになるのかな。
『アップル、iPhoneに中国製有機ELパネル採用へ』
https://newspicks.com/news/4156365