2023/7/29

【週末に読む】発達障害と「グレーゾーン」は何が違うのか?

NewsPicks 金融ジャーナリスト
「成人の約半分は、擬似ADHD(注意欠如・多動症)だ」(精神科医の岡田尊司氏)
文部科学省の推計によると、発達障害の可能性がある小中学生は全体の8.8%に及ぶ。
さらに近年注目を集めているのは、発達障害に近い症状が出ているものの、診断基準を満たさない「グレーゾーン」だ。
その数は、発達障害を持つ人々の数倍存在するとされる。
発達障害のグレーゾーンを抱える人々は、ビジネスで活躍することもあるが、社会への適応に苦労するケースも少なくない。
グレーゾーン特有の問題点について、『発達障害「グレーゾーン」生き方レッスン』(SB新書)を6月に上梓した岡田医師に話を聞いた。
INDEX
  • 「グレーゾーン」はなぜ苦しいのか
  • 成人の半分は「擬似ADHD」
  • ASDグレーゾーンとHSP
  • 許容力を失った社会

「グレーゾーン」はなぜ苦しいのか