Meta、Twitter競合の「Threads」の“予約注文”ページをApp Storeで公開
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ツイッターの移行先を探すユーザーの獲得競争に、Facebookとインスタを擁するメタ社が「Threads(スレッズ)」で参入表明ですね。
7月中旬リリース予定と事前にリークされていましたが、ツイッターのアクセス制限をめぐる混乱を見て、ここが好機とリリースを前倒しにしてきた印象です。
算数で考えると既に世界で20億人が使っているインスタをベースにユーザー展開できるスレッズは、ツイッター類似サービスの大本命と言えると思います。
特に興味深いのはスレッズが、マストドンベースのプロトコルで開発されているといわれている点です。
ある意味で、マスク氏独裁型のツイッターに対して、オープンなプロトコルを活用するその他大勢に、メタ社という巨大企業が加わった形になります。
一方で、メタ社は比較的SNS自体のAPI活用については保守的で、外部アプリからのアクセスなど、一般の開発者が関連ツールを開発する余地をあまり提供していない印象があるため、そこの姿勢次第では、マストドンやNostr、Blueskyなどのオープンな姿勢のプラットフォームにも対抗余地があるとは考えられます。
もちろん、ネットワーク効果を考えれば本来一番有利なのはツイッターのはずです。
ただ、今後のマスク氏とヤッカリーノ氏の舵取り次第で、ツイッター系サービスのシェアは大きく動くことになりそうです。この領域の競争が激しくなりそうです。
Facebookは明らかな高齢化が進んでいますし、Twitterは今までの利便性がマスクによる買収以降大幅に低下しています。
ただ、メタのプロダクトは、このところ今ひとつヒットしないものが増えていますね。例えば、Roomsなどです。
今回も果たして普及するかどうかは、プロダクトにどのくらい本気で開発するかというところが問われているのだろうと思います。