伊藤忠、商用EVに参入へ 独社と組み8年にも 電池サブスクで車両価格半分に
コメント
注目のコメント
日本でも、2028年から化石燃料輸入業者に対し、CO2量に応じた「化石燃料賦課金」がかかるようになります。
国全体としての「排出権取引」の導入は未定ですが、今年中に東京証券取引所で試験的に「カーボンクレジット市場」が開設される見込みです。ここにきて商用EVの導入が進みつつある背景には、CO2の排出が企業の金銭的負担になる流れがあるからです。この流れはいずれ個人にも適用されるでしょう。
一方、排出CO2に公平に課金するためには、製品の製造~廃棄・リサイクルに至るまでの全工程で排出するCO2の算出が求められてきます。所謂CFP(Carbon Footprint)です。
「EVを導入したけど今まで使っていたクルマの方がトータルのCO2排出量が少なかった」なんて洒落になりませんから、EVを推進する以上は発電や製品ライフサイクル全体での脱炭素化に務めないといけません。日本はできるんでしょうか?電池容量35kWh x 3 = 105kWh。それで500万円というのは結構安い。
宅配便周りでは、ヤマトがDeutsche Post / DHL傘下のStreetScooterとEVトラックの導入を進めている。初期で500台、2030年までに小型集配車両の半数の約5000台というのが、2019年時点での構想だった。ググると、こいつの電池は20もしくは40kWh。
https://newspicks.com/news/4396582
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2019/news_191119.html
今回、ドイツの部品メーカーであるZFと組む、というのが気になる。
ZFにとっても、EV化のなかで自動車メーカー(シャシーメーカー)になるのか。また、伊藤忠としては日本の自動車・自動車部品メーカーがいる中でZFと組むことの意味。
なお、伊藤忠は最近話題の半固体電池の24Mに、京セラと併せて出資。VWも出資している。あとはBYDの電池を回収して大型蓄電池に再利用する取り組みもやっていて、伊藤忠の電池バリューチェーンのどこらへんを組みわせるか。
伊藤忠と京セラ出資、MIT発の半固体電池ベンチャーが量産化へ(2019年3月)
https://newspicks.com/news/3604121
京セラが25年めど車載電池参入、展開する「クレイ型」とは?(2022年1月)
https://newspicks.com/news/6635237
京セラ社長、フォルクスワーゲン注目のEV電池量産「検討」(2022年2月)
https://newspicks.com/news/6647123
BYD車載電池、世界で再利用へ 伊藤忠などが大型蓄電池に(2020年12月)
https://newspicks.com/news/5491263
伊藤忠と独ZF、商用EV電池を再利用 再エネ用、新会社設立(2022年12月)
https://newspicks.com/news/7921007