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コメント
注目のコメント
もはや昔の話ともいえる2016年ごろ。当時大流行していたIoTやインダストリー4.0、今や使われなくなりましたがスマートファクトリーといった領域を取材していました。
ある時、「あのIoTが10万円で収まる」という話を、当時、東京工業大学教授の出口弘さんから聞きました。なんぜIoTというブームの真っ最中。よく理解しないままに数千万円の大枚をはたく企業が相次いだものですから。
そこで知ったのが、ラズベリーパイ。
そして、この4月にソニーが「しれっと」プレスリリースを送りました。それがあのラズパイとの出資を伴う提携。
世の中全般ではあまり注目されなかったものの、専門性の高い一部のメディアで記事化されていました。
ソニーはゲーム領域でかの有名なエピックゲームズにも出資したこともあり、この手の提携の目の付け所が鋭いとひそかに思っています。
それだけに、今回、ソニーとラズパイの提携を巡る「秘話」を踏まえてインタビューしました。ラズパイのコミュニティーにリーチするというソニーのセミコン営業戦略、さすがです。
もともと教育で利用されることを想定して制作されたラズパイは、私たち技術者にとって、エッジデバイス開発のマストアイテムの一つです。開発環境や周辺機器が充実し、コミュニティーもあるので、まずはラズパイで試作するというのが王道となっています。
ソニーのイメージセンサーとその開発基盤をラズパイを通じて、学生、研究者、開発者らの広い層に触ってもらう。このことで、ソニー製品を唯一の選択肢にする事が可能になるかもしれません。
今をときめくNVIDIAの独走も、15年以上使われている、CUDAという開発環境があるからということは知られた話です。
長い目で見ると、開発者の囲い込みこそが、最も効果的なマーケティングと言えますね。IoTという言葉を久しく聞いてませんでしたが、リンク先記事でコメントした通り、AIの進化がもたらす効果は、モノづくり産業に大きな影響を与えると思うんだよなぁ。
そういう観点で、SONYの取組みは興味深いし、目のつけどころがシャープです(あれ?)
https://newspicks.com/news/8531567
[コメント再掲]
ホワイトカラーの仕事が無くなる的な論評が多い生成AIですが、個人的には、実はモノづくり産業における“製品”そのものや、“製造工程”面、“アフターサービス”面等に与える価値が大きいのではないか、と思ったりしています。