「原材料高騰のため」という値上げの言い訳は、今すぐやめるべき。その理由とは
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注目のコメント
付加価値が本当にあってそれに値する価格であることは、きちんと伝えるべきという点では、たしかにコンセプトは大事です。
でもほとんど変わらない商品やサービスを値上げするときに、急にコンセプトを語られても、「とってつけた」感じになってしまうのでは。値上げの理由を説明する(したり、その理由が適切か論争が起こったりする)ことが一般的な国は、日本の他にどこ?海外在住ピッカーさんの情報求む。シンガポールでは、たまーに、材料高騰のためと書いてある店があったけど、基本的に何も言わずに値上げが多かった。
他方、記事に関しては、原材料高騰のためと書かないとなると、近所のラーメン屋とかは、頭抱えることになる。原材料高騰として値上げしても、相変わらず繁盛している。値上げ分の価値という点は分かるには分かりますが、単純にコストプッシュインフレが起こっているので、値上げしないとなると経営判断の根拠の方が気になってしまう。確かに意味を見出し有用性を伝えるって大切ですね。
メロンパン
「メロンと言うけど無果汁でパンの周りに砂糖を塗り固めた、高カロリーの日本のどこでも売ってる菓子パン。」
と説明するか、
「メロン風味のフルーティーな香りとサクサクの甘いコーティングが絶妙な食味はメロンパンでしか味わえない食体験。日本でしか買えない子どもたちに大人気のパン」
と説明するかで,食べ方も変わる=購買者の経験や感じ方も大きく変わるでしょう。
何を伝え、何を伝えないか、その取捨選択センスもかなり重要で、脳みその訓練が必要でしょう。日頃から考えて思考を鍛えるトレーニングをしないとですね。