2023/6/16

【ノウハウ共有】Amazonスタジオが世界ヒットを生む仕掛け

NewsPicks 編集部(シリコンバレー支局長)
アマゾンのPrime Videoや、ネットフリックス、ディズニープラスなど配信サービス各社のせめぎ合いがヒートアップしている。
これまでアマゾンは前代未聞の1400億円をかけた『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』(2022年9月配信開始)、エミー賞を受賞した『マーベラス・ミセス・メイゼル』などのオリジナル作品を配信。
日本からはお笑いバラエティ『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』が、世界13カ国で大ヒットを飛ばしている。
2022年、日本国内の動画配信市場は5300億円を超える規模に成長。日本シェア3位のPrime Videoも日本発オリジナル作品を強化し、世界でヒットする作品作りに意欲を燃やす。
「今、映像の世界に100年に1度の大きな変革のタイミングが訪れている」
こう語るのは、日本オリジナルコンテンツ製作を統括する早川敬之氏だ。早川氏は、変革の波をつかみ世界のヒット作を作るには「成功を生む秘策」があるという。
アマゾンはいかにして、世界規模でヒット作を量産しようとしているのか、早川氏にその法則を聞いた。
取材は4月に行った
INDEX
  • 4つの柱で勝負
  • 日本の笑いは世界でウケる?
  • 専門のチームで成果を上げる
  • 海外の撮影現場、乗り込みOK
  • スタジオも世界でフル活用
  • ノウハウを全世界で共有
  • 日本発ものづくりの強さは「物語」

4つの柱で勝負