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【直撃】Airbnbが狙う、日本の「空き家」の可能性

NewsPicks編集部
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    株式会社ナウキャスト 取締役会長

    日本の民泊はまさにこれから。2017年の国会で成立し、2018年に施行された2つの法律の効果が発揮されるタイミングがようやく来たと喜んでいます。
    その1つは「住宅宿泊事業法」(①とする)、もう一つは「改正不動産特定共同事業法」(②とする)です。
    ①は、国内で迷惑施設扱いされていた民泊に「何ができて何をしてはいけない」というルールを導入したこと。これがなかった頃の民泊は、無法地帯だったわけで、自治体が条例で禁止したり、集合住宅では個別のルールを作って民泊利用を縛るなどの自衛策を講じざるをあなかった、わけです。
    ②は、民泊だけを見ている人では気づかないものだと思いますが、平たく言えば空き家を改装して民泊にするための資金を投資家からクラウドファンディングで(空き家の家主が)集めることを可能にした法律です。改正前の旅館のクラウドファンディングは、金融商品取引法の枠組みを使うと家具や設備、食器や食材などの「事業」にしか集めた資金を使えず、改正前の不動産特定共同法の枠組みを使うと「書面契約でやり取りしてクラウドファンディングを行う」という謎な作業を求められる(不動産の現物の売買や賃貸契約に近い形)ということになっていました。これを解決したのが②で、個人の空き家の持ち主がCFで集めた資金で、空き家を投資物件に改修して、おまけに空きスペースをシェアオフィスとしても活用できる(家賃をとれる、しかもそれを投資家に配分もできる)ようにしたものです。
    当然、それは民泊事業を制度で後押しすることを狙ったもので、Airbnbの本部や彼らの最大の収益ベースだったパリにある欧州拠点の幹部とも意見交換しながら、環境整備を進めていた、という歴史があります。彼らも、日本でのこの動きには大きく期待していたのですが、そのタイミングでコロナ禍が起きたというのは皆さんのご存じの通りです。
    実は、その後不特法のライセンスをえた事業者は30社ほどになり(民泊以外のアパートや商業ビルの案件で食い繋いでいます)、いよいよ当時の環境整備の成果が生かされる時が来たということです。
    二つの法案の準備に関わったものとして、なんかうれしい記事でしたので、補足解説コメントしてみました。

    *以下はご参考
    https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/content/001519666.pdf


注目のコメント

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    日本でAirbnbが普及しなかった理由はいくつかありますが、1つは2018年にできた「住宅宿泊事業法」です。
     この法律によって、貸し出しに出す際の基準が明確化され、基準に合わない物件はAirbnbから大量に削除されました。
     この法律が定めたのは、他にも
    ・1年間で貸し出してよいのは180日まで
    ・違反した場合の罰則は罰金100万以下か懲役1年以下
    などでした。
     政府は別に民泊業を締め付ける強い動機があったわけではなく、日本の観光業界の強いロビイングを受けてのことです。

    他にも、自治体の条例や、集合住宅の場合だと、運営会社や組合が、民泊禁止を規則としているところも少なくありません。

    Airbnbがこの岩盤の規制と抵抗を突破するには、政府与党に対する粘り強いロビイングしかなかったはずです。
     ところが、Airbnbのネイサン・ブレチャージクCTOは2018年も根拠もなく「日本の民泊産業の夜明け」を宣言し、現在もまた同じように根拠もなく楽観的な見通しだけをのべるのは、不自然なくらいにいぶかしいです。
     たしかに、日本のホスト数は、9万件程度まで伸びたようではありますが、その多くはホテル業・旅館業としての経営認可を得ている企業です。

    夜明け前に終わった「日本の民泊産業」の末路
    日本の観光業界とAirbnbという最悪コンビ
    https://toyokeizai.net/articles/-/228963


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    OpenWork 代表取締役社長

    先日、東京から1時間半程度のところにある中古販売中の茅葺きの古民家を見学しましたが、広すぎる邸宅・山がまるごと庭・都内のマンションの半値以下の価格と魅力だらけでした。(管理が大変そうでしたが、すぐ売れてしまいました)
    ただ、そういった空き家はレアです。建物自体の価値が低く取り壊しが必要な空き家や、アクセス性の悪い空き地は増え続けています。やや古いデータですが、総務省統計局が定期的に取っている土地統計調査では、2019年に空き家率は13.6%と過去最大値を更新し続けています。13.6%とは846万戸です。
    また、人口減少している日本においては、シュリンキングシティ(縮小都市)を実現する都市計画の方が向いていると思い、無秩序に空き家の活用をしすぎるより、交通インフラや行政との連携が肝要だと個人的には思います。(それをやると遅々として進まないのでしょうが…)


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    コーポレイトディレクション Managing Director

    最近は国内旅行に出る時にはホテル予約サイトとairBnBを見比べるようになり、ちょこちょこ利用してます
    春休みとかGWとかのピーク時にしかも日程が迫ってから探すのが悪いのですが、大体ホテルや旅館は体験に比べて高すぎて民泊を選んでしまうことが増えました
    家族4人で泊まるにはやはり広くて安いのが魅力的
    設備も色々整っていたり、体験がついたりと楽しいです
    春に行った掛川の宿では元々お茶農家の古民家で、茶摘みや筍掘り、山菜とりなどが季節により楽しめました
    https://www.tabinoya-oldjapanese.com/
    GWで行った秩父の宿は庭でバーベキュー&焚き火ができたり茶畑があって勝手につんで煎じることができたりと体験価値が高かったです(厳密には民泊ではないようですが)
    https://teihaku.jp/
    いずれにしろ、いち消費者としては選択肢が増えるのは楽しいことです


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