[東京 28日 ロイター] - トヨタ自動車の豊田章男会長は28日、ダイハツ工業が一部車種の側面衝突試験の認証申請で不正行為を行っていたことに関して「車にとって最も大切な安全にかかわるもので、あってはならない」と語った。
また、トヨタブランド車で発生した問題であり、トヨタも含めた問題だとの認識を示した。
[東京 28日 ロイター] - トヨタ自動車の豊田章男会長は28日、ダイハツ工業が一部車種の側面衝突試験の認証申請で不正行為を行っていたことに関して「車にとって最も大切な安全にかかわるもので、あってはならない」と語った。
また、トヨタブランド車で発生した問題であり、トヨタも含めた問題だとの認識を示した。
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当件の詳細が分からないので一般論としてコメントします。
トヨタブランドの最も重要な資産は「安心・安全」です。クルマの購入理由は「運転の楽しさ」「スタイルのカッコよさ」「価格が安い」等色々あるが、トヨタが他メーカーより抜きんでているのはクソ真面目ともいえる安心品質や安全へのこだわりである。要するに「迷ったらトヨタにしておけば間違いがない」ということです。日常の足、仕事のパートナーとしてクルマを使う、多くの「普通の方々」がトヨタの販売台数の根幹を支えています。
トヨタを代表する文化に「自働化」というのがある。「動」ではなく「働」。問題が起きたら(上司に相談する前に)まず自ら働き「ラインを止める」ことを説いている。現場の声を尊重することこそトヨタの文化です。今回の件で気になるのが内部通報であったこと。もし現場が不正を止められなかった組織的な理由があったとしたら、トヨタは徹底的な原因究明と改善に努めてほしい。
大組織である以上、問題が起きることはある。トヨタらしく真因を探求して対策を打てれば挽回できます。頑張ってほしいです。
ダイハツは国内販売でも色々問題を抱えています。安全をなおざりにするなどあり得ないことです。昨年の日野自動車といい、トヨタグループのタガが緩んでいるのではないかと強く感じます。
ダイハツに関しては今後記事にしていきます。
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