東大とIBMが国内最高性能の量子コンピューター設置 川崎に127量子ビット
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注目のコメント
この記事を見て、なんで量子コンピュータはいまいち盛り上がりきらないんだろう(主観)と思ったので調べてみました。
理由として
・実用化できるだけの量子ビット数に到達していない
・発熱により、計算エラーが発生しやすい
などがあるみたいです。
量子ビット数が少ないことにより、量子コンピュータが得意とする最適化問題ですら従来のコンピュータを使ったほうが早いなんてこともしばしばあると。そこで現在は、特に得意な計算の一部分のみを量子コンピュータに解かせるといった使い方がされているみたいです。
実用化には100万量子ビットが必要とされており、ロードマップでは2030年に開発可能となるということみたいです。あくまで開発可能なので、エンドユーザーが量子コンピュータの恩恵を受けていると実感するのは2030年代後半とかなのでしょうか?
ロードマップ
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01901/00013/ビット数だけだと超電導方式の量子コンピューターで、中国HFNLのZuchongzhiが66ビット,
https://journals.aps.org/prl/abstract/10.1103/PhysRevLett.127.180501
GoogleのSycamoreが53ビット。
https://www.nature.com/articles/s41586-019-1666-5
IBMは433ビットのOspreyも計画にあるが、まだ動いていない。
https://jp.newsroom.ibm.com/2022-11-10-IBM-Unveils-400-Qubit-Plus-Quantum-Processor-and-Next-Generation-IBM-Quantum-System-Two