[ニューデリー 19日 ロイター] - インド訪問中の米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は19日、ニューデリーでモディ首相と会談し、インド事業全体の拡大と投資を約束した。

アップルのインドでの市場シェアは3%にとどまっているが、契約メーカーを通じたiPhoneの組み立てを拡大しているほか、輸出も増やしている。クック氏のインド訪問は、アップルのインドに対する意欲の高まりを強調するものとなった。

クック氏はツイッターに、首相と握手している写真を投稿し、「教育や開発者から製造・環境に至るまで、テクノロジーがインドの未来にもたらす好影響へのビジョンを共有している」と記述した。

同社は18日、インドで初めてとなる直営店をムンバイにオープン。前日からの徹夜組を含めて約300人のファンが店の前に並び、開店式典にはクックCEOも姿を見せた。20日にはニューデリーにも店舗をオープンする予定。