【読書】歳をとるほど衰える「笑いのセンス」の正体
NewsPicks編集部
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今回の10分読書は、「ユーモア」の正体と使い方についてです。
本書にもありましたが、芸人さんのように「ユーモア」や「お笑い」のセンスは持って生まれたものと思っていました。
しかし、その正体はシンプルで、「事実もしくはそれとのギャップ」で成り立っていました。
私の好きな芸人さんは、NON STYLEさんなのですが、「船長」を「店長」といったり、「トラブル持ってきて!」で「THE 虎舞竜」の曲を歌ったり、まさにミスディレクションを体現しているネタが多く感じます。
ここで紹介されているテクニックを覚えておいて、お笑いや普段の会話に耳を傾けていると、新しい発見ができるかもしれません。ユーモアは「教えにくい」のでビジネススクールではあまり教えませんが(フレームワークのほうが教えやすいし、学んだ感も大きい)、間違いなく重要と思います。そしてユーモアや笑いは芸人さんも含め「どれだけ普段考えているか」の結果と思います。子供のころから鍛えられている関西の人がうらやましい。
普通にお伝えしたら角が立ちそうなことを、ユーモアでお伝えできる人はリスペクトです。
私が初めてユーモアの重要性を目の当たりにしたのは、2005年、サイボウズの役員の方々が社内向けプレゼンで笑いの要素を必ず入れていたこと。関西色だからなのか、初めて見る日本風笑いの要素に、本当にすごいと思いました。
当時、私も同じ場所でプレゼンをさせていただいており、「元気・勢い色」は出せましたが、ユーモアは真似しようと試みましたが、ハードルが高くてなかなか私にはできませんでした(笑)