2023/3/8

女性研究者の行く手を阻むハラスメントと「無意識の偏見」

NewsPicks 副編集長 / 科学ジャーナリスト
日本には理系の女性研究者が少ない。
大学や企業、公的機関などで働く理系の女性研究者の割合は17.5%。OECD諸国の中で最も低い。
これが女性たちの自由な職業選択や適性の結果と言えないことは、すでに50%を超える国があることからも明らかだ。
原因は社会の中にある。
女性が理系の研究者になり、研究を続けていくのを妨げているものは何なのか。
どうすればそのハードルは壊せるのか。
「国際女性デー」の今日(3月8日)から2日間、一緒に考えてみませんか。
INDEX
  • 「世界でも異様な状況」
  • 水漏れパイプ現象
  • 家事・育児と性差別が要因に
  • 研究界にも「無意識の偏見」
  • 学問分野ごとの「ジェンダーイメージ」
  • 優秀な研究者の引き抜き合戦も
  • 「抽選制の奨学金」で母数を増やせ

「世界でも異様な状況」