2023/3/5

【CEO独占】ルルレモンのすごさは「着た時」にわかる

NewsPicks 記者
日本でも1万円超えの高価なレギンスが、大量に売れるのか。
1998年創業のルルレモンは、高品質なヨガウェアを武器に北米で大ヒットし、今や時価総額5兆円の巨大企業となった。
スポーツブランドでは、ナイキに次ぐ2位のポジションで、すでにアディダスよりも上位だ。
そのルルレモンが、これから日本での展開を加速させていく。
北米の売り上げが大半を占めるルルレモンにとって、次のマーケットとして期待を寄せるのがアジアだからだ。
ルルレモンにとって、日本市場は潜在的にどれほど可能性があるのか。そもそもなぜ、1万円超えのレギンスが売れるのか。
NewsPicksによる、カルバン・マクドナルドCEOへの独占インタビューをお届けする。
INDEX
  • 「アスレジャー」ではない
  • 「東京」には、可能性がある
  • 「見た目」からはつくらない
  • 強さの秘密は「コミュニティ」
  • 快進撃は「まだまだ続く」

「アスレジャー」ではない

──「アスレジャー」の代表銘柄と認識されています。ルルレモンにとって狙い通りの見られ方なのでしょうか。
アスレジャーという言葉は、業界内で使われているものですね。もちろん私たちも、ルルレモンを形容する時によく使われることは知っています。
ただ、私たち自身はそのように説明していません。