五輪談合で電通や博報堂など6社を起訴 ADKは自主申告で免責
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注目のコメント
おそらく罪意識は薄かったと思います。広告業界そのものがコミュニティになり、五輪を成功させ、そして儲けようと一丸となっていたのでしょう。電通も自分だけ利益を独占するわけにもいかないとコミュニティに配慮し、それが事件の底流にあったと思われます。古いしきたりだけでなく、広告業界そのものが断罪された形になりました。
ただ、
>特捜部と公取委は広告大手「ADKホールディングス」(港区)も談合に加わったと判断したが、同社は公取委に対して最初に談合を自主申告した事業者の刑事告発や課徴金納付の免除を認めた「課徴金減免制度」(リーニエンシー)に基づき、刑事訴追を免れた。
ことは、広告業界の大転換点になることを象徴していると思います。
それにしても、とんだ五輪になってしまいました。半世紀前の五輪に申し訳ない気がします。今日のニュース見てたら、組織委員会の人の「失敗してはいけないというプレッシャーで電通におんぶにだっこになった」というコメントが紹介されていました。それが問題の本質です。
多少は業界のことが分かる人間として言わせていただければ、素人がオリンピックみたいな大イベントの競合入札などできるわけがない。組織委員会、更に言えば国や東京都の責任こそ大きい。
しかしながら、「もはや組織委員会の解散しており、調査できない」と言っている。典型的な「トカゲのシッポ切り」ですよ。解散しても人はいるわけだから調べることはできるでしょ。
なぜメディアはそこを追求しないのか。それは彼らも内情を知っていたからですよ。
電通、博報堂、ADKが悪くないとは言いません。高橋氏のような存在も時代遅れだし、各社は従来の広告事業が苦境にある中で儲けようと考えたのも事実でしょう。でも私は彼らを庇います。色々とあるんでしょうが、この冒頭陳述は凄い
"延期決定前の五輪開催まで約2年となってもADKはスポンサーを一つも獲得できなかったが、元理事の口利きで電通から1社を回してもらったとした。"