2023/2/26

【直言】「ディープラーニング」を過信してはいけない

米ニューヨーク・タイムズの名物ポッドキャスト「エズラ・クライン・ショー」。ホストのエズラ・クライン記者が、各界の第一人者とビッグイシューについてじっくり語り合う。
今回は、先週に引き続き、認知科学者のゲアリー・マーカス氏(ニューヨーク大学心理学名誉教授)をゲストに迎え、巷を席巻する「ChatGPTブーム」に切り込む。
前編では、AIチャットボットの仕組みをひもときながら、現行のシステムがはらむ本質的な問題を浮かび上がらせた。
この後編では、現状から軌道を修正して「より良く、より賢いAI」へと近づくためのアプローチをマーカス博士が提言する。
INDEX
  • ①「人を操る」AI
  • ②なぜ、AIは存在すべきか
  • ③今のAI研究の問題点
  • ④AI研究の「2つの流派」
  • ⑤AIが目指すべき方向とは