「歴史的に見ても異常な水準」総合化学メーカーの石化事業、悪化の一途たどる
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注目のコメント
総合科学メーカー=国内でナフサクラッカーを待ち石油化学産業の最上流プロセスにいる化学メーカー。
ナフサは製油所のガソリンにならなかった(しなかった)ものを引き受けています。昨今の製油所閉鎖と同様クラッカーも閉鎖していくでしょう。千葉、川崎、水島あたりだけに残すのでしょうかね。
ちなみに高収益化学メーカーで有名な信越化学はアメリカにクラッカー持ってます。旺盛な需要、一度産業が空洞化した(という理解で良いのかな)アメリカで競争力のある塩ビ、上流のエチレン製造プロセスを押さえて垂直統合、と綺麗すぎるストーリー。
https://chemtech-news.com/2022/05/15/shinetsu202203/こういう状況なのに、社長交代時から石化再編進めると言っている三菱ケミカルの分社化は延期になっている…
https://newspicks.com/news/8055472当事者ではないので間違ってるかもですが。正直、90年代後半の「出口なき過当競争時代」ほどの脅威は感じていません。少なくとも国内について言えば、あの頃から合従連衡がかなり進み、能力が削減されたことでマーケットも締まり、「おおよそ需要見合いの生産能力」となっていると思いますし、今はリプレースはあっても新規能増なんてやるところはありません。
景気後退に伴う一時的な需要減なのではと考えています。
さて。この決算の中、経団連会長を出している住化さん、ベアちゃんとやるでしょうか?(笑)。