2023/2/11

【衝撃】職場での「ドラッグ使用」はアリなのか

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この記事は、米経済メディアQuartzから一記事の翻訳としてお届けします。
INDEX
  • マスクとジョブズがハマった薬
  • 「燃え尽き」に効く薬
  • 「心理療法」との親和性
  • 薬を試す前に、できること

マスクとジョブズがハマった薬

筆者は企業で人事部長を務め、17年にわたりビジネスリーダーのコーチングをしてきた。このため、リーダーの仕事について、いろいろなことを目の当たりにしてきた。
薬物の使用もそのひとつだ。
会社のあるエグゼクティブが、3度目となる薬物依存症更生施設への入所をサポートしたこともある。仕事が一因かもしれないと、CEOが認めたからだ。
また、仕事中の薬物使用が発覚して、薬物検査をクリアしなければならなくなった複数の従業員の相談にも乗った。
従業員が自分の悩みや、薬物がもたらすプラスの影響やマイナスの影響を語れる場所を運営していたこともある。
そこで紹介したいのが、サイケデリック薬(精神薬)だ。
サイケデリック薬の治療への活用について話し合う識者たち(写真:Travis P Ball/Getty Images for SXSW)
その効用と安全性を示す証拠が増えるにつれて、シロシビン(マジックマッシュルーム)や、ペルーの植物由来薬物アヤワスカ、合成麻薬MDMA、麻酔薬ケタミンを服用することで、他の方法では十分変えられなかった職場における心身の問題に対処しようとする人が増えてきた。
彼らは「効く!」と声を大にして叫んでいる。