歴代社長は日銀出身ばかり 日本証券金融に「物言う株主」が挑戦状
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日本証券金融は東京証券取引所プライム市場への上場企業ですが、このトップが歴代日銀出身者や財務官僚の天下りポストになっていることについては疑問を持たれて当然です。欧米では、公開会社としてここまで極端なケースは許されることはありえません。このようなケースでは、指名委員会に社外取締役を過半数設置する「委員会設置会社」化するなどして、まずは透明性を図るべきでしょう。
「物言う株主」「挑戦状」と特別なことのように書かれていますが、このような株式会社の不透明なガバナンスに対して株主がとる行動として違和感はありません。一方で、一般的にこのようなケースに対して指導を行うべき立場が財務省傘下の金融庁ですので、襟を正すかさもなければ「他の企業に対してコーポレート・ガバナンスを振りかざして指導する資格はない」といえるほどの問題だと思いますが、残念ながら、ほかにもこのようなケースが多数存在しているのが日本の現状です。BtoBなのであまり知られていないですが、
日本で唯一存在する証券金融会社で、バリバリの独占企業です。
当然に市場原理がほぼ働いていないことが想像されます。
日証金は、不正会計問題でも会計業界で話題になってます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000052343.html
売買目的じゃない投資有価証券売却益を営業利益に含めることで、
役員が業績連動報酬を過大にもらっていたという話。
私の感覚では、例え証券金融会社であったとしても、
投資有価証券の売却益を営業利益に含めるのは違和感あります。