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【暴露】ジャック・マーはなぜ東京にいたのか

NewsPicks編集部
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注目のコメント

  • 塩崎 悠輝
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    「狡兎死して走狗烹らる」と『韓非子』にありますが、ウサギを捕えてしまえば、猟犬は用済みなので煮て食べる、ということです。
     古来、中国で権力に仕えてきた者たちの末路です。
     漢の劉邦、明の朱元璋、毛沢東、といった権力者たちに仕えた者たちの大多数は、用済みになった後は、粛清されています。
     それが、安定した王朝の基礎を築くための必須の処置とさえ考えられてきました。
     建国の功臣でさえ粛清されるのですから、商人などは用済みになれば何のためらいもなく処分されます。

    漢の張良のように、先を読める賢人は、目立たず、身を引き、隠棲して害が及ぶのを避けようとしました。
     諸葛亮孔明のように、そもそも出仕するのを避けようとするのが、賢人たるものの選択であったとさえいえます。

    何百億円も儲けさせてもらった政商たちは、文句をいうのも無駄な事なので、できるだけ身ぎれいにして、数億円だけ持って、目立たず中国から遠く離れて生きていくのがいいでしょう。
     外国企業などは、中国人でさえないのですから、当然、用済みになれば煮られます。「パイプ」があるとか、貸しがあるとか、昔はそういうリップサービスをしてもらっていたかもしれませんが、用済みになればそんなものは一顧だにされません。


  • 杉本 りうこ

    中国の発禁本「レッド・ルーレット」の著者が、日本メディアのインタビューに初めて応じました。

    デズモンド・シャム氏が主張している「中国の権力の実態」について、本来であれば当事者=中国共産党の言い分も併記するべきところです。
    今回は諸般の事情で、シャム氏のみにインタビューしていますが、機会をもらえるならぜひとも、共産党の反論も取材させてもらいたいものです。

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    NewsPicks編集部は、オリジナル記事・番組の内容について「もっと知りたい」ことをご質問いただくと、後日まとめて回答する「#教えて」企画を始めました。

    コメント欄に【#教えて編集部】とつけてご質問いただくと、いくつかピックアップして回答いたします。今回の記事についても、お知りになりたいことがあればコメント欄でご質問ください(#教えて企画の詳細は、下の告知記事をご参照ください)。

    https://newspicks.com/news/8002819/body/


  • 平澤 歩
    東京大学 中国思想文化学研究室助教

    私も塩崎プロ同様、本記事を読んで「狡兎死して走狗煮らる」の言葉が浮かびました(出典は『韓非子』ではなく『史記』越世家です)。これは越王句踐の富国強兵を補佐した范蠡が、句踐について述べた言葉です。
    句踐は困難を共に乗り越えることはできる人物だが、楽しみを共に享受することはできない君主であり(可與共患難、不可與共樂)、宿敵の呉王夫差を倒して覇を唱えるまでは良いが、それ以降仕え続けるのは危険であるというのが、冒頭の言葉の趣旨です。(実際に越に残った功臣は句踐によって殺されている)

    范蠡のその後は大変興味深く、惜しまれながら越を離れて斉へ行き、そこで商才を発揮して巨万の富を築きます。しかしその有能さを評価した斉によって宰相に任じられましたが、富貴に加えて人臣の最高位に就くことは危ういと述べ、早々に辞職して財産も人に分け与え、斉の国を去りました。
    結局また無一文になるのですが、陶という国で再び事業を起こして財産をなし、「陶朱公」を称され、後世に商業の神様として信仰されます。

    富貴・顕官に長居することは危うく、天寿を全うするには身を引くことが必要だという陶朱公の教えは、現代中国でも役に立つようです。
    この手の教訓話は中国古典に数多く、例えば『荘子』人間世篇にも、何の役にも立たないからこそ伐採されずに天寿を全うする櫟の木の話が収録されています。


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