東証が問題視する「PBR1倍割れ」…企業に突きつけられた難題と「投資家への影響」
マネー現代
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PBR=ROE×PER
ROEを向上させ、PERを上げればPBRは上がります
追記:
これを少し言い換えれば、リターンを向上させそのリスクを低減させればPBRは向上します
PBRが1の水準は株価の簿価と時価が釣り合う水準ですから、上場企業のPBRは市場からの通知表とも言えます
ただ設備投資等が甚大な企業などは構造的に高くなりにくい傾向もありますので、業界水準やほかの指標と合わせて見るほうがより良いと思います
注目のコメント
理屈上、将来CF (PL)というものは、原資産(BS)が原資となって生まれてくるわけですけれども、その「現資産の使い方」によって、将来CFへの「期待」が醸成され、株価を形成する。この時、現資産の使い方とは、過去の使い方の変遷を含めて、「企業戦略」と言い換えて良いと思います。
こういう観点で考えた場合、企業による投資家への戦略/成長性や潜在能力の伝え方(IR)を含めて、経営そのものに課題があること。主戦場の日本経済が低迷していることに起因している場合も十分に考えられる(これを言っては、単なる言い訳ですけど)。
ですから、このPBR1倍割れに問題はあるものの、問題視するのが「東証」ってのが、なんか違う気がします。この記事の内容を正しく理解するには会計(アカウンティング)の勉強をするのが良いね。ファイナンスの前にアカウンティング。
BSやPLの各科目の計上額自体がどのように作られるかを理解しないと、ただROEなどの指標を使っての分析しか出来ないからね。