日本郵船が予測、コンテナ船供給14%増 24年末に
日本経済新聞
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日本郵船調査グループが2022年12月に公表した「世界のコンテナ輸送と就航状況」の内容に関する記事です.
2020年後半以降,コンテナ船の発注が増加したことを受けて2022年後半から供給が増えています.それを受けて2024年段階では2021年末と比べて14.5%増加するとの予測を発表しています.そのほか,MSCがマースクを抜いて29年ぶりにコンテナ船業界の首位が交代したこと,環境船対応が進んでいることなどについて記載されています.
船は竣工まで1年半から2年程度の時間がかかります.船の価格が高いこと,建造に時間がかかることが市況への対応を難しくしています.現在は輸送需要が落ちているので減速運航や迂回運航,欠便,スクラップなどの対応がとられています.
「世界のコンテナ輸送と就航状況」は,日本郵船のyoutubeで説明会の模様が公開されています.上記記事でコメントしている原さんが説明をしています.
https://www.youtube.com/watch?v=RKI6ZnACUDIある本で、グローバルエコノミーを可能とした大きな要因の一つに「海運の運賃の劇的な低下」があった、とありました(確かに、ちょっと前まで運賃安すぎで青色吐息、でしたもんね)。
日本で主要部分組み立て、一旦中国に送って、安い部品を組み付け、もう一度日本へ送り返してファイナルアセンブル、んで第三国へ製品として輸出…、こんな芸当、確かに輸送賃が激安だったからできたこと。
世界は再び「ブロック化」に向かっているようですが、再び運賃が安くなることは(海運会社さんは大変ですが…)、貿易の活性化、ひいては世界平和の維持に一役かうかもしれませんね(笑)。