2022/12/28

【三体著者】劉慈欣が断言、危機だらけの世界こそが「正常」だ

NewsPicks 編集委員
世界の話題をさらったあのSFが2023年、映像になって戻ってくる。
中国人SF作家、劉慈欣氏の長編「三体」が、米ネットフリックスでドラマ化されるのだ。
「三体」は世界累計2900万部を販売した驚異のヒット作。日本でも19年に刊行が始まった。
この「三体」の原点にして前日譚である「三体0【ゼロ】 球状閃電」が日本で新たに刊行されたこともあり、来る年は劉慈欣ブームが再来しそうだ。
この劉氏に、NewsPicks編集部がインタビューを行った。
チャイナテックの熱狂の中で世界的スターになった劉氏は、今でもテクノロジーの未来に楽観的なのだろうか?
山西省の小さな都市でひっそり暮らす劉氏に、オンラインで聞いてみた。
INDEX
  • SFは人類への挑戦を描く文学
  • 平和な30年こそ異常だった
  • 「未来を知る」手がかりは歴史
  • 政治の前では技術は無力?
  • チャイナテックは止まらない
  • 中国に創作の自由はあるのか
  • 劉慈欣を震撼させた小説&映画