星野リゾートはなぜ「苔」に注目したのか ヒット企画の裏側に“コケ”ない思考法
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注目のコメント
「ここでしかできないことに、こだわっている」
これは大事なこと。しかし、リゾートの場合、もう一つもっと大事なことがある。それはホテル自体が素晴らしいこと。
単に苔を観察するだけでは、よくある自治体の企画と同じで、それに対してお金を払う人は少ないはず。しかし、記事の一番最後にあるスイートルームの写真をみて、「今度の休暇に家族と行ってみようかな」と思う親は多いのではないか。
よいリゾートは、まず①施設のクオリティ、②そこで期待されるホスピタリティ、それに③カルチャーの要素が揃っているものだと私は思うが、その③が奥入瀬ではたまたま苔だったのだと理解すると腹落ちする気がする。(①+②)×③ということです。
③だけやって、うまくいかないと思うリゾート経営者は①と②をしっかり見直すと良いでしょう。「苔さんぽ」いいじゃないですか。京都のアマンリゾートの支配人は「この庭の苔など一朝一夕には出来ない長い時間が必要な観光資源なのでアマンを新規で作るのではなく既存のお屋敷の土地を買ってその庭を活かしてアマン京都はできました」って言ってました。
しかし、記事中にもありますがこういう新規企画になぜ反対するのか?は不思議です。「苔さんぽ」が失敗(集客ゼロ)したとしても何もリスクはないので、どんどんやるべきだと思います。^^苔はきれいな水や環境が大切なので、鑑賞もいいんですが、汚さないように楽しめるように続くといいですよね。
自然との共生を意識したうえで持続可能なツーリズムが続いてくれることを期待したいです。
ちなみに年の瀬の季節、私が使う苔?は、サルノコシカケとか、キツネのマクラとかよばれる、ヒカゲノカズラという聖なる植物。
地方だと八百屋で売ってたりもします(笑)
都会だと花屋さんにしかないですけどね。
そして、現地に足を運んでさんぽもいいですが、山から採取されてきたものを、いまの季節なら水仙やお正月の松とあわせてヒカゲノカズラという山野草をめでてもらえたらなぁと思います。
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