2022/11/28

【野嶋剛】「台湾・民進党敗北」をどう読み解くべきか

ジャーナリスト、大東文化大特任教授
11月26日に投開票が行われた台湾の統一地方選挙──。
蔡英文総統率いる民進党が大敗した原因は何だったのか。そして、この選挙結果を海外や日本はどう読み解くべきなのか。
国際的に活躍するジャーナリスト、野嶋剛氏による寄稿をお届けする。
野嶋剛/ジャーナリスト、大東文化大学社会学部教授。元朝日新聞台北支局長。1968年生まれ。上智大学新聞学科卒。政治部、台北支局長、国際編集部次長、AERA編集部などを経て、2016年4月に独立。中国、台湾、香港、東南アジアの問題を中心に、各メディアで活発な執筆、言論活動を行っている。著書に『ふたつの故宮博物院』『銀輪の巨人ジャイアント』『認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾』『故宮物語』『台湾とは何か』『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』『なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか』『香港とは何か』など。最新刊は『新中国論 台湾・香港と習近平体制』。

「自分に負けた」民進党