[14日 ロイター] - 著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイは14日、半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の株式を41億ドル余り購入したと明らかにした。

規制当局への提出文書によると、バークシャーが保有するTSMCの米国預託株式(ADS)は9月末時点で約6010万株。

同社がテクノロジー分野に大規模投資をするのはまれ。

ガードナー・ルッソ&クインのパートナー、トム・ルッソ氏は「バークシャーはTSMCの製品なしで世界は成り立たないとみているのではないか」と述べた。

バークシャーはこのほか、建設資材のルイジアナ・パシフィックに2億9700万ドル、ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループに1300万ドル、それぞれ新たに出資した。

また、シェブロン、オキシデンタル・ペトロリアム、化学大手セラニーズ、パラマウント・グローバル、高級家具販売RHの株式を第3・四半期に追加取得した。

一方、アクティビジョン・ブリザード、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、ゼネラル・モーターズ(GM)、クローガー、USバンコープの株式を売却した。