Netflix広告付き新プランで「日本のTV壊滅」の訳
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Netflixの広告プランの登場をどう見るのか?という問の一つの見方として「これからのデジタル広告プラットフォームの在り方」を捉えることが出来ると思っています。
どういう事かと言うと、これまではYouTubeを筆頭に「広告はありますが無料で見れます、お金を払うと広告を無くせます」が主流だった訳です。それがNetflixの場合は逆を行っている。
強力なコンテンツ・IPを背景にユーザーを集めてランニングしているプラットフォームが、そのユーザーベースを最初から持った状態でいきなり広告配信プラットフォームにもなる訳です。これは今までの広告プラットフォームの在り方と全く逆で全く新しいと思う訳です。
この流れはDisneyなどの強力なIPホルダー兼PFerも追従し得るものなのか?それとも全然上手くいかないか?TV広告は本当に終わるのか?色々興味が湧いてきます!
注目のコメント
今、民放の番組のCM、とりわけ午前中のものは、カツラ、お墓
、死亡保険、尿もれ防止など高齢者向けのものばかりです。高齢者しか見ないテレビに広告としての魅力はありません。記事にある通り、ターゲティングまで可能なネットフリックスの広告は、テレビにとっては刺客になる可能性は十分にあります。
記事の以下の指摘に強く同意します。
「そもそもネットフリックスによって広告配信が始まってしまったのは、厳しい言い方をすれば日本政府の失策です。GAFAやネットフリックスのように、監督官庁が権力をふるえない黒船に市場が揺さぶられた後では遅いのです。そうなる前にNHKや民放各局と総務省が番組配信の新しいルールを作って業界がそれに合意していれば、余裕をもって黒船を迎え撃つことができたでしょうし、立案する法律次第でネットフリックスを総務省の監督下に置くことさえできたのではないでしょうか」誰がこんなプラン使うねんwって思いましたが、一定の利用価値があるんですね。部分的に納得。ただまあ広告を出す側としては、数百円のために720p、さらに広告付きを選択する人に広告出したいとはあまり思わないんですよね