【緊急解説】なぜ今、GAFAMの決算が「ショック」なのか
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注目のコメント
日本の半導体業界が韓国に負けたのは、景気のサイクルいわゆるシリコンサイクルで底のときに投資できず、ピークの時に一気にシェアを取られてしまったことが大きな原因の1つです。サイクルの周期や底を予測することは難しいですが、「好調でお金が余っているから」ではなく「苦しいが将来するべきだから」する投資こそが本当の戦略的な先行投資と言えると思います。
フェアな良まとめだと思います。
ただ1点、ドル独歩高による減収影響について言及が欲しかった。今回のビッグテックの決算において最も大きな要因がそれだからだ。MSなどはわざわざIRの冒頭にでかでかと為替影響を除いた増減率を記載していた。これがなかりせば各社決算はもっと良かった。特にAlphabet/Googleはそうだろう。
なお、広告事業が炭鉱のカナリアという言い方を最近散見するが、一般論としてはあまりそう言わないと思う。広告は先行するのではなく、本稿で引用されているAlphabet CFOの言の通り景気・経済と完全相関である。よく市場の炭鉱のカナリアといわれるのはクレジット市場、金、テック株全般、等々だろう。毎回、やって損はないこと。
それは、手を動かしてみることです。
もちろん決算情報を鵜呑みにするのではなく、ただ、元資料を眺めるものでもありません。注目する指標があれば、少なくとも過去4、5年にわたってその指標をグラフ化してみることです。
そうしてみると、投資が伸び悩んでいたり、研究開発費を安定した拡大をしていたりします。また、一時は落ち込んでいても、10年単位で伸びていることも。
もう一点。
個人も企業も、一時は伸び悩んでいても、投資を怠らない人が、10年単位で伸びる。そう思っています。
業績が伸び悩んでいる企業には、ネガティブな情報が集まってしまっていますが、それでも投資に踏み込んでいる企業には、もっと光を当てたいと思いました。