• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

【3分解説】プーチン大統領が「核兵器」を使う可能性は?

NewsPicks編集部
188
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • badge
    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    日本人は、核兵器について教育されて、小学校の頃から頻繁に広島と長崎を舞台にしたアニメや映画を見せられて、修学旅行で原爆資料館へ行って、トラウマが植えつけられています。
     ロシアであっても中国であっても、他の国の人々にとっては、数ある兵器の1つに過ぎません。EUあたりだと、多少教育の機会があって、核兵器というより放射能による環境汚染には恐怖感を持っています。
     広島に原爆が落とされて、即日死亡したのは8万人程度です。1945年3月10日の東京大空襲では、1日で10万人が死亡しています。
     核兵器でなくても、1日に10万人を殺害することはできます。
     核兵器でなくても、ロシアは広島型原爆に匹敵する威力の爆弾を持っています。
     ロシア軍はすでにウクライナ人を10万人以上殺害しており、死者の数が万単位になる、ということは、核兵器の使用をためらう理由にはならないでしょう。

    ロシア政府が、メリットとデメリットを測るとしても、その物差しは、米国政府やヨーロッパ諸国、いわんや日本政府とは大きく異なります。
     民間企業とヤクザよりも大きく異なります。
     ロシアとしては、最優先するべきは「ナメられたら終わり」ということでしょう。周りのみなさまと円滑な商取引をしたい、といったことではありません。
     所詮、600年前から、暴力で諸民族を服属させることで成り立っている国なので、「ロシアは弱い」と思われることは、全てを失うことになると思っているでしょう。実際、それは間違いではなく、ウクライナでも勝てる、となれば、諸民族は反乱を起こします。
     ゲルマン民族やフン族が大移動を起こして西ローマ帝国が滅亡した時や、清朝が滅亡して各地に軍閥が跋扈した時のようになるでしょう。
     核兵器や、その他の大量殺りく兵器を使う最大のメリットは、「ロシアに逆らうとこうなる」という見せしめを示せることです。

    ロシア開発の「全ての爆弾の父」、米使用「母」の4倍の威力か
    https://www.cnn.co.jp/world/35100135.html


  • NewsPicks 編集部 記者・編集者

    ロシアは核兵器を使う可能性があるか? 防衛研究所の高橋杉雄さんにずばり聞きました。

    アメリカは核のハイテク兵器への置き換えが進んでいるが、ロシアは半導体産業の基盤がないので核の小型化に傾斜しているという話が興味深かったです。核兵器はある意味で、特別な存在ではなくなりつつあるのかもしれません。


  • 東京大学 中国思想文化学研究室助教

    さすが高橋先生、明快な応答ですね。
    ただ、あくまでもロシアにとっての戦略的なメリット、という合理的思考に基づく推察です。高橋先生自身が「僕らのような第三者が評価するのと、プーチン大統領が当事者の立場で考えるのは違うものです」と述べるように、結局のところはよく分からない、というのが実情でしょう。
    これは仕方のないところです。というのは、プーチン氏が今まで「核を使わなかった」実例は多くあるものの、「核を使った」実例は一個もないので、その判断基準・ボーダーラインを外部から検証するための材料が不足しています。

    そして目から鱗だったのは、最後の中国の話題、
    「3カ国は難しいんです。仮に各国1000発で規制した場合、中露が近い関係にある今のような状況では、アメリカは潜在的に2000発(の脅威)に備える必要があります」という話です。
    2ヶ国間ではうまく均衡させられるが、友好・対立関係の揺れ動く3ヶ国になると限りなく核軍拡の進む可能性があるというのは、抑止力という論理の原理的限界を暴いています。
    弾数の拮抗による核抑止というのは、結局は米ソ冷戦時代のように固定的な二極関係でしか成り立たないわけですから、米中露の三極時代に突入しつつある現在では別の論理が必要になるのではないでしょうか。

    ただ、そもそもアメリカもロシアも、一ヶ国だけで全人類を滅亡させるだけの弾数を持っているのですから、ロシアのように「使える」戦術核を増やすならさておき、戦略核についてはそもそも弾数の拮抗自体にあまり意味がないような気もします。
    このあたり、大国間ではどのような行動原理なのか、更に解説記事があると嬉しいです。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか