「電気自動車と言えばテスラ」は本当か? 世界で検証
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テスラがすごいのは、電気で走る技術ではなく、中央集権的なソフトウェアデファインドでクルマの基本を設計していること。多くの人が誤解している。
シェアがダントツで一番というわけではないのに、EVと言えばテスラとなっているのは凄いなぁという記事で、統計会社らしい部分ですが、なぜそのように想起されるかは分析されていないので補足を。
ブランディングはタグ付けされた情報量の多さで決まります。
触れている情報の量によりますが、テスラの場合、EV、イーロンマスク、ニコラテスラ、スペースX、Twitter(まだ買収前ですが)、スーパーチャージャー、Tesla Bot、Power Wall、サモア島、宮古島など、タグがたくさんあります。またハリウッドのセレブたちが軒並み乗っているのも、そういった情報に触れている人たちにとっては想起される一つの要因でしょう。
また、コトラーが提唱するマーケティング3.0という共感を呼ぶ手法を取っており、「持続可能な社会の実現」をビジョンに掲げているので高くても買う人が現れるのですが、トヨタの場合は「笑顔のために期待を超えて」という顧客満足度を目的としたマーケティング2.0を使っており、この差がテスラ成功の一つの要因です。(詳しくは下記のUdemyで解説しています)
ちなみにテスラにはマーケティングトップのCMOはおらず広告予算が0ドルで、全ての収益を研究開発とデザイン改良に注ぐことにコミットしています。
下記のUdemyコースでテスラの変わったマーケティング戦略とコトラーの理論に照らした時のテスラの戦略の周到さ、そして年間100万台を売り上げるまでの要所要所で取ってきた戦術について解説しています。
いまだけ無料にして公開しているので、この機会に是非!
https://www.udemy.com/course/tesla_marketing/?couponCode=AFAE727B4ABF6801A065テスラがすごいのは、自動車の未来を示している数々のテクノロジーです。単なるEVではなく、OTAやSiC、高電圧急速充電、ドメインアーキテクチャなど、未来のクルマ作りのトレンドを示している点です。