2022/10/9

【藤原和博】「100万分の1」を生み出す、レゴ型人材とは

NewsPicks編集部 ライター
現代は、「VUCA」の時代と言われる。
Volatility(変動性)Uncertainty(不確実性)Complexity(複雑性)Ambiguity(曖昧性)の頭言葉を取ったもので、変化が激しく、「正解のない時代」とも称される。
そんな時代だからこそ、「レゴ型人材」の必要性を唱える異能の教育者がいる。
藤原和博氏。東京都初の民間人中学校校長で、学力とはまた違った身近な出来事などを題材に、正解のない問いについて生徒に考えさせる「よのなか科」を創設するなど、教育界に新風を巻き込んだ人物だ。
そもそも、普段見聞きしない「レゴ型人材」とは、いったいどういう人材で、社会にどう役立つのか。またこの時代に必要なスキルは何なのか。
レゴを組み立てる時に使う思考力に、日本復活へのヒントが隠されているかもしれない。
NewsPicks編集部が、藤原氏を直撃した。
INDEX
  • ジグソーパズル型とレゴ型
  • 時代が求める「レゴ型人材」
  • 震災で露呈した教育の問題点
  • 「ジグソー型」人材は7割でいい
  • 「希少な人材」に必要なスキル