2022/10/7

【極意】レゴ再建から日本企業も学べる「3つのポイント」

NewsPicks編集部 ライター
「パーパス経営」というビジネス用語を、目にしたことはないだろうか。
自社という存在がどのように社会貢献するのかといった「存在意義」を基軸とした経営手法で、近年ではユニ・リーバやネスレ、ファースト・リテイリングなど国内外の優良企業がこぞって取り入れている。
パーパス経営は、答えがない時代に、企業が成長するために欠かせない経営手法となりつつある。
これをいち早く先取りしたのが、レゴグループだ。
ところが、パーパス経営が復活の礎になったのかと思いきや、そうではない。
日本における「パーパス経営」研究の第一人者・一橋ビジネススクールの名和高司客員教授は、「最初からパーパスを策定しなかったことが、成功の要因」と語る。
マッキンゼー時代の元同僚による、レゴ復活劇にかねて注目していた名和氏。パーパス経営の「神髄(しんずい)」と、手順を追った復活劇のポイント、そして他企業が学ぶべき点を聞いた。
INDEX
  • レゴの持つ「進化するパーパス」
  • ユーザーと共に、未来を作る
  • 未来の前に原点を見いだす
  • アップルもスタバも原点回帰
  • 日本企業が見習うべき点