岸田文雄氏長男が首相秘書官に 「人事活性化と連携強化のため」
コメント
注目のコメント
歴代政務秘書官はwikipediaですが、とりあえずこちら。息子というケースは福田赳夫首相の時に康夫氏(後の総理大臣)、義理の息子も入れると、岸信介の娘婿(安倍晋太郎、後の外相等)三木武夫首相の娘婿(高橋亘)。その他の存続起用は宮澤喜一首相の甥(宮沢洋一、後の経産大臣)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3%E7%A7%98%E6%9B%B8%E5%AE%98
なお、総理秘書官は、岸田内閣の場合の総理秘書官についてはこちらの記事が分かりやすかったです。発足当時は政務2名、事務6名(財務2、外務、経産、防衛、警察)という攻勢。普段、表にでることはありませんが(小泉純一郎政権の時の飯島秘書官はちょっと特殊な気が)、日本政治において極めて重要なポストです。
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/73833.html
(8月の人事で外務省の中込氏が大鶴氏に交代といった変更はあり)岸田首相は祖父、父も衆院議員で3代目の政治家。4代目への橋渡しということでしょう。先日なくなった三遊亭円楽さんは6代目でしたが、政治家が落語家や歌舞伎役者のような伝統芸的なものになることには、やはり違和感があります。政治のダイナミズムの停滞にもつながります。それはそれとして、自分が首相をしている間に官邸で帝王学を学ばせるつもりなのでしょうが、息子の給料を税金で払うことには、これまた強い違和感が残ります。岸田首相にしてみれば、事務所内の人事なのでしょうが、それは違うと思います。意外に政権の足を引っ張ることになるかも知れません。