2022/9/27

【来日講演】NYが絶賛「奇跡のイチゴ」起業家が描く世界戦略

NewsPicks, Inc. 公式アカウント
今年10月24日〜25日の2日間、NewsPicksが東京・丸の内エリアの複数会場で開催する大型ビジネスフェスのCHANGE to HOPE 2022
「変化は希望だ」
このテーマを旗印に行うフェスには、2004年に米タイム誌「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた📌スティーブン・ピンカー氏(ハーバード大学教授)や、ベストセラー本『シン・ニホン』(NewsPicksパブリッシング)著者の📌安宅和人氏など、国内外から豪華スピーカーが集結する。
※編集部追記:2022年10月22日18:00

10月24日(月)に登壇予定だったスティーブン・ピンカー氏が、新型コロナウイルス感染のため来日できなくなり、急遽オンライン登壇に変更いたします。

ご本人の体調に問題がないことを踏まえ、実施時間・セッション内容に変更はございません。ご本人も「コロナ対策は世界が等しく直面していることであり、だからこそ皆さまが希望を見つけることができる講演をお届けしたい」とおっしゃっております。

直前の変更をお詫び申し上げますとともに、変わらず〈CHANGE to HOPE 2022〉をお楽しみいただけたら幸いです(詳細はイベントサイトにて)。
今回は、25日に米ニューヨークから来日登壇する日本人起業家、Oishii FarmのCEO📌古賀大貴氏のセッション概要を紹介しよう。

独自の植物工場で全米席巻

今年9月6〜8日に米国で開催された、大規模テクノロジーカンファレンスの「Code 2022」。
登壇者として名を連ねたのは、Appleのティム・クック氏やGoogle/Alphabetのサンダー・ピチャイ氏、Snap(旧スナップチャット)のエヴァン・シュピーゲル氏といった、錚々たるテック企業のCEOたちだ。
そんな中、ただ1人「日本人起業家」として招かれたのが、Oishii Farmの古賀氏である。
今年の「Code」は気候変動もテーマの一つになっており、古賀氏はこの問題から一次産業を救うアグリテック(Agriculture Technologyの略で、農業分野における先端技術活用を示す)企業の代表として招待されたのだ。
日本ではまだその名を知る人が少ないであろうOishii Farmとは、どんな企業なのか。
一言で説明すると、ニューヨークのミシュランシェフがこぞって称賛する「奇跡のイチゴ」を生産するスタートアップとなる。
独自技術を用いた植物工場で、最高品質の農産物を生産する──。古賀氏はそんなビジョンを掲げ、UCバークレーにMBA留学していた2016年にOishii Farmを設立。
そこからステルスで研究開発を進め、同社が生産するイチゴ「Oishii Berry」はいまやニューヨークの高級レストランで知らないシェフはいないくらいのブランドとなった。
今年にはスーパーマーケットチェーンWhole Foods Marketでの展開も始まり、米ファスト・カンパニーが選ぶ「最もイノベーティブな食企業」の一つに選出されている。
(写真:Oishii Farmのプレスリリースより)
これまでの詳しい経緯は下のインタビューに譲るが、Oishii Farmの植物工場を支える技術の多くは、日本メーカーのものを参考にしているという。
古賀氏が日本で起業しなかった理由も、「日本は競合品が良すぎる」ため「世界でも植物工場が一番成立しない市場」だからだそうだ。
ある意味“ジャパン・クオリティ”を武器に、トヨタ自動車などから50億円以上の出資を受けるスタートアップに成長したOishii Farmは、これから世界の食糧問題をどう解消しようとしているのか。
25日は、NewsPicksの人気動画番組「2040 未来からの提言」でホスト役を務める成毛 眞氏が、古賀氏との対談形式で挑戦の裏側を探る。
聴講チケットの情報や、同日25日のセッションラインアップは下のLPに掲載しているので、ぜひチェックしてもらいたい。

8つのテーマ、5000の希望

古賀氏も登場する〈CHANGE to HOPE 2022〉は、下に挙げる8つのテーマを軸にさまざまなスピーカーが登場して「これからの希望」を探っていく。
【GreenTech】のような地球規模の課題についてや、【Creative×Technology】【New Capitalism】などを切り口にビジネスの希望を考えるほか、【Future Work】をテーマに働く個人が希望を見いだすためのセッションも展開する予定だ。
東京會舘やMY PLAZA Hallなど、丸の内の8会場で同時多発的に行われるセッションでは、講演を「聞いて学ぶ」だけでなく、共にアクションを起こす「仲間探し」もできる仕掛けを準備中だ。
5000人(想定)の来場者それぞれが抱える閉塞感を打ち破り、希望を見いだす機会を生む参加型のビジネスフェスとなる。
続報は下のLPで随時発表していくので、期待していただけたら幸いだ。