2022/9/23

【ブーム】リンクトインで「私生活をシェア」する人々

INDEX
  • 半年でフォロワーが15倍増
  • コロナを機に雰囲気が一変
  • 社会問題について語り合う場
  • 拡散された「泣き自撮り」
  • Facebook化に不満の声
  • バズる投稿の方程式とは

半年でフォロワーが15倍増

ジョエル・ラルジー(35)がLinkedInで投稿を始めたのは3年ほど前だ。リクルーティングの仕事をしている彼は、人々が履歴書を掲載し、仕事探しに活用するこのサイトで、当然のように多くの時間を費やしている。
しかし、ラルジーが投稿していたのは仕事のことだけではない。10代の頃に直面したメンタルヘルスの問題やその後の人生など、私生活についても書いていた。
「自分の話をすることで人とつながり、『あなたは一人じゃない』と伝えることができると思ったんです」とラルジーは言う。
それ以外のことも起きた。「半年後には、エンゲージメント、フォロワー、インバウンドリードのすべてが大幅に増加しました」とラルジー。投稿を始める前は9000人だったLinkedInのフォロワーは、14万人を超えるまでに増加した。
「注目される秘訣は、弱さをさらけ出すことでした。かつてのLinkedInとは、明らかに雰囲気が変わっていますね」
(Nikolas Kokovlis/NurPhoto via Getty Images)