2022/9/23

【解説】24年ぶりの「為替介入」って何?

ついに、政府が円安対策に動いた。
9月22日、政府と日本銀行は「円買い・ドル売り」の為替介入を実施した。
引き金となったのは、2つの金融政策だ。
米連邦準備理事会(FRB)は前日21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、0.75%の利上げを決定していた。
一方、日銀は22日までの金融政策決定会合で緩和維持の方針を示し、金利差が拡大して1ドル=145円を超える円安に振れた。
そして、急激な円安を容認できなくなり、政府が為替介入に踏み切ったのだ。
「円買い・ドル売り」の介入は、実に約24年ぶり。過去の為替介入を振り返りながら、背景を簡単に解説する。
INDEX
  • 為替介入って何?
  • 平成以降の「為替介入」一覧
  • 効果はあるの?

為替介入って何?