2022/9/14

【復活】あの「aiwa」がスマホで帰ってきた

フリー ジャーナリスト
中国をはじめとした、世界の最新ビジネストレンドを紹介する連載「Think Different, Later」。
今回は特別編として、「aiwa」ブランドのデジタルシリーズで日本のスマートフォン市場参入を表明した、JENESIS(ジェネシス)株式会社の藤岡淳一代表取締役社長に直撃。
世界スマホ市場の変化と新規参入組の勝機、そして、中国スマホ製造エコシステムの変化についてお話をうかがいました。

aiwa復活の仕掛け人

コンポなどAV機器で一斉を風靡したあのaiwaが復活する──。
電子機器ODM(開発製造受託)企業・JENESIS株式会社がデジタル分野における「aiwa」ブランドの商標使用権を取得した。
8月下旬には第一弾製品となるスマートフォン、スマートウォッチ、そしてタブレット4機種を一気に発表、さらに年内にも第二弾製品を投入することも予告されている。
世界のスマートフォン市場は米国のアップル、韓国のサムスン、そして中国のシャオミ、OPPO、VIVOによる寡占が強まっている。
新興メーカーが参入するには厳しい時期にも思えるが、なぜ、「今」なのか?
──aiwa復活、ネットでバズってました。「初めてのコンポがaiwaでした……」など、昔話を始める人も多数いました(笑)