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【解説】国連「ウイグル報告書」が訴える、中国の人権侵害

NewsPicks編集部
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注目のコメント

  • 平澤 歩
    東京大学 中国思想文化学研究室助教

    対テロ強制収容所は一般的に行動が過激化しやすい施設であり、アメリカのグアンタナモ収容所でも逆さ吊り拷問やハリケーンの中での放置、性的虐待、踏みコーラン等が問題視されました。
    報告書通りだとすると、今回の件はそれよりも更に非人道的です。拷問や性的虐待自体あってはならないことですが、不妊手術までやるというのはかなりの手間と費用が掛かっており、いろいろな意味で信じがたい行為です。
    中国政府は潔白を主張するのであれば、収容所とされる建物への国際機関の職員による常駐もしくは不定期の立入を認めるべきです。そして国際社会も「ジェノサイドをやめろ」と言っても話が平行線をたどるだけですので、まずは継続的監視態勢の実現を要求して行くべきです。

    なお、記事中に挙げられている「過激化の主な特徴」は取るに足らないものですが(日本の警察でも「ラテン系の服装をしている者は違法薬物を持っている可能性がある」という内部指針があります)、
    オソロシイのは「人々が収容所送りになる理由」です。これはほとんどフリーハンドで誰にでも適用できます。警察権が行使されるプロセスが不透明だと、何でもありになってしまいます。これは本邦でも他山の石としなければなりません。

    新疆ウイグルをめぐる歴史的経緯について、以前、入門者向け参考書籍をまとめたことがあります。
    もしよろしければ、こちらもご覧ください。
    https://twitter.com/utokyo_chutetsu/status/1387740337095921664?s=46&t=E6o2SAnJnMsCiL8BHoEFHQ
    なお、かなり穏当なものだけをまとめたつもりですが、このツイートを見た中国人フォロワにブロックされました。彼らにとってウイグル問題がそれだけ敏感な話題であることについて、我々は理解しておく必要はあります。


  • 加藤 嘉一
    badge
    楽天証券経済研究所 客員研究員

    国連による報告書の発表とその内容に対し、中国政府としては想定内ではあったものの、裏切られたという感覚を抱いているでしょう。

    今年5月、バチェレ国連人権高等弁務官(チリ初の女性大統領)が6日間の日程で訪中。広東省から入り、新疆ウイグル自治区を視察しました。バチェレ氏の視察は、中国と国連の間で長期に渡る交渉を経てようやく実現したものでした。

    中国政府としては一種の「賭け」であり、一発逆転を狙う「下心」も少なからずあったと思います。政治家として人権問題に取り組んできたバチェレ氏を受け入れることは当然リスクを伴う。視察中に都合の悪い場面を見られてしまえばそれを糾弾され、それらが見えなければ「隠ぺいしている」と疑念を持たれる。

    それでも、中国政府としては、王毅外相が広東省でバチェレ氏を出迎え、「中国の特色ある人権政策」を自ら丹念に説明し、かつウイグルでの旅程設定で主導権を握ることで、国連が報告書を出さない、あわよくば、中国の人権政策に理解を示すような報告書を出してくれるのではないか。そうなれば形勢逆転、との目論見だったようですが、不発に終わったということでしょう。

    近年、ウイグル問題、香港問題などで中国の人権問題が顕在化し、中国と西側諸国の間で外交問題化していますが、言論統制が厳しく敷かれた中国本土、そして近年「北京化」する香港で言論活動を行ってきた人間として思うことは、人権、自由、民主主義、法治といった分野において、中国共産党が支配する中国と分かり合える(相互理解+相互信任)余地と空間は限りなくゼロに近い、というものです。

    中国共産党は、この問題を西側民主主義陣営に対する「闘争」だと捉え、自らの生き残りを賭けてあらゆる統一戦線、宣伝工作を展開しているのです。打つか打たれるか、やるかやられるかの世界。分かり合う、促す、求める、という前提は通用しません。どこかほかに尺度と戦術を見出す必要が西側にはあると思います。


  • Gu Yi
    peace and prosperity for all mankind

    中国国内で新疆のテロ問題などの情報は統制され、いわゆる「事実」を知るのが難しい状況です。
    2017年の夏新疆に旅行したことはあるのですが、当時ラサ(新疆の県庁所在地みたいな町)の中心部は厳戒体制と言ってよいほど、武装された警察が十字路に立っていました。原因は分からないです。

    一方当時上海の大学には新疆出身のウィグル族友人は何人もいたが、中国語ペラペラです。彼らは学費の優遇措置もあり大学学費は全て無料で、生活費の補助もあり、漢族に羨ましがられる存在です。ただ一つの条件は卒業後新疆に戻って地域経済に貢献することらしいです。
    そのおかげか、実際ここ10年新疆のGDPは倍増したのも事実です。

    飴と鞭というのが現実に近いではないでしょうか。「中国」に溶け込んでくれるものは優遇されます。一方国家分裂組織などに参加すると、「改造」されます。


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