お盆期間中は医療機関の9割が休診 発熱外来を受け入れる診療機関に患者集中も
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困るのはコロナ疑いの発熱患者さんだけではなく、クリニックの多くはお盆に休診されるので、防げるケガや事故にはいつも以上に気をつけた方がよいのと、緊急避妊薬もすぐに処方してもらいにいけない可能性が高いので、普段から気をつけて頂きたいですが、いつも以上に気をつけて頂ければと。
一方で、お盆休みがあるのは主にクリニックで、いわゆる総合病院はお盆も休診しないところが多いので、急いで受診する必要がある場合は大きめの病院の診療日程を調べるとよいです。電話対応にも限りがあるので、できればホームページなどで確認して頂けると現場はありがたいです。入院患者さんがすでにいっぱいの状況で、できる限り外来で管理せざるを得なくなって外来予約もパンク、感染力の強い病気に対する隔離するスペースもなくなり、感染症患者さんが押し寄せ、さらに感染症以外の病気も夏休みということで急な受診がある…
そんななかで9割が休診になるというお盆の時期は、通常の医療が受けられるとはかぎりません。
けがなどにお気をつけてお過ごしください。単純に読むと、従来から「お盆休み」を設定していたクリニックが、今年も「お盆休み」に入るとの報道です。おおむねこういったクリニックは、従来から新型コロナ感染が疑われて発熱している患者はほとんど受けず、来院すれば「発熱外来」を設定している当番病院または専門病院を紹介しているため、実質的にはほとんど影響はないと思います。
それにしても、何の行動制限を行わないことから感染者数は非常に多くなっており、その中で医療機関によっては労働が限界に達する一方、通常通り休む医療機関があるという「医療機関内でも大きな格差」がみられることに対し、強い疑問を持つ医療関係者は当然増えていると思います。新型コロナ患者の診療を引き受けられている一部の医療関係者の皆さんに声援を送りたいと思います。一部の医療関係者の皆さんがこれ以上疲弊されないように願います。
