2022/8/9

【決算まとめ】孫正義がはまったユニコーン「バブル」の罠

NewsPicks編集部 記者
そこに「孫正義劇場」は無かった──。
これまで、苦しい決算でも、ソフトバンクグループの孫正義社長兼会長は圧倒的プレゼン力で跳ね返してきた。
劇場を盛り上げていたのは、多少強引なロジックでも希望を持たせる数字や図版、AI革命への強い信念だった。
2022年8月8日に行われたソフトバンクGの2022年4〜6月期の決算会見は「真摯に反省」の言葉通り、外連味(けれんみ)は影を潜め、孫社長は実直な語り口で説明を行った。
国内企業としても四半期で過去最大となる3.1兆円の赤字に陥った要因、人員削減、そして、「ユニコーンバブル」への猛省。
1時間20分の会見で孫社長は何を語ったのか、NewsPicks編集部がそのハイライトをコンパクトにお伝えする。

2期連続の巨額赤字