マイクロソフト株、5%強上昇-23年度売上高と営業利益2桁増見通し
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強い。
コロナによる一大DXブームで好景気の真っただ中であった前年同期に比して、足下は真逆の経済リオープンかつ景気減速という状況での増収増益。
しかしAlphabetとともに両社とも市場予測を外した要因の大きな一つが米ドルの独歩高というのは、一昔前の日本の製造業における円高影響を髣髴として興味深い。GAFAはいずれも売上過半が海外で、外貨で稼いでいるからだ。
が、それをもってして政府が為替誘導に動くとか、産業側も求めるとか、そういう事がアメリカの場合は無い。様々な意味で両国の違いを説明する事象であろう。引け後の株価は+3.85%。
売上成長鈍化したとはいえ、20%の増収だし、Azure含む各種クラウドサービスは40%成長(為替影響排除で+46%)、と。1-3月期ではAzureは+46%(為替影響排除で+49%)、なおAWSは+37%、Google Cloudは+44%、そして4-6月期は+36%だった。MS/Azureの方が粘っている。GAFAよりも、Mが最強なのかも。CEOがサティア・ナディラになってから、LinuxをWindowsから使えるようにするなど、自社開発のものをごり押ししない柔軟性がありますし、Azureは、しっかりとクラウドの2番手を確保していますし。他にも、ローコード開発ツールのPower Appsも広がりを見せており、強さを感じます。