ソフトバンクGがアームの英上場巡る協議停止、英政権混乱で-関係者
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テクノロジー地政学の高まり。
SGBが同社を3兆円でまるっと買収時、英国政府は愚鈍にも反応しなかった。トランプが米中でバチバチやり始めてテクノロジー冷戦の戦火が上がり始めていたにも関わらず。当時の首相はテリーザメイ。
その後事の重大性に気付いたボリス政権は同社を「クラウンジュエル」などと称し安保上特別扱いをしはじめ、エヌビディアによる買収を阻止しにかかったり、本件の国内上場誘致に向けて陰に陽にプレッシャーをかけ始めた。
ARM共同創業者で現在は同国重鎮ベンチャーキャピタリストのハーマン・ハウザーも、英国国家がコーナーストーン(中核的)投資家となって同国市場に上場を支援すべきと主張している。
官民上げて同社の英国回帰の機運がテクノロジー安保によりこの数年で一気に高まっている。政権の混乱によって計画を「一時停止」したものの、今後とも同社に対する上記機運、プレッシャーはそう簡単に止むとは考えづらいのでは。>英保守党内からの圧力によるジョンソン政権崩壊でグリムストーン投資担当相とフィルプ技術・デジタル経済相が辞任した後、協議は停止した。両相はアームの英上場計画を巡る交渉で主導的役割を果たしていた。
英国側の事情ってことですよね。そりゃ政治があれだけ荒れたら止まるよねー。