2022/7/4
【新】無自覚なストレスも「可視化」。メンタルヘルス最前線
困難な状況の中でも、自分の力を発揮しつつ、メンタルを健やかに保っていくにはどうすればいいのか──。多くの人が強い関心を持つ問題だ。
世界保健機関(WHO)によると、コロナの最初の1年間で、不安とうつ病の有病率が世界で25%上昇したという。
コロナ禍で外出の機会が減り、他者とのコミュニケーションが途絶え、気分が落ち込み、やりがいや楽しさを見いだせなくなってしまった人も多いだろう。
世界的に若者のバーンアウト(燃え尽き症候群)が問題化し、日本でも休職や離職を余儀なくされる人が後を絶たない。
いまやメンタルヘルスの問題は個人だけでなく企業や学校にとっても大きな課題だ。
だが、メンタルの問題は周囲の人に打ち明けにくく、医療機関を受診するのもハードルが高い。誰かに相談したり、適切なケアをしたりすることができないまま、心の問題を悪化させてしまう人もいる。
こうした中で、医療の手が届きにくいメンタルヘルスの課題解決のために、事業を立ち上げる動きが世界中で広がっている。これらのスタートアップは、メンタルヘルスの問題にどんな新しい解決策を提示するのだろうか。
INDEX
- コロナを機に市場が拡大
- 1on1でもつかめない「不調」
- カウンセリングもハードルが高い
- 無自覚なストレスを可視化する
- ストレスが多い「社長の右腕」
- 瞑想、ヨガ、睡眠のガイドも
- 認知行動療法を身近に
コロナを機に市場が拡大
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Editor's Choice
この連載について
コロナを経て、人類があらためて向き合うようになった大きな問題。それがメンタルヘルスだ。心身を健やかに保つにはどうすればいいのか。最新の技術やサービス、瞑想など、メンタルヘルスの最前線を探る。