オープンループ乗車システムはSuicaの地位を塗り替えるのか?
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「また日本人であっても、空港バスは近距離であれば1,000円以内で済むが、距離によってはそれ以上を請求されるケースが珍しくなく、残高を考えるとクレジットカードが使える方が現実的なのも事実だ」
ほんとこれ。
気になるのは例えば実家のある新千歳空港の高速バスもオープンループ対応を始めてワッショイながら対応ブランドがVISAだけという点。これは記事で紹介されている鹿児島空港の連絡バスも同様の事情みたい。
そもそもEMV Contactlessのタッチ決済は全ての国際ブランドに対応した共通規格。VISAのみならずMasterやJCBでさえも同じ端末にタッチで決済出来るのが魅力。
それが日本国内のオープンループ乗車が現在VISAに限られるのは心配。特にMasterが対応しないのはインバウウンド対応を考えると非常に非合理で、これがどのような事情から来るものか取材して欲しい。地位を塗り替えるには、タッチ対応のカード発行枚数がSuica並になる必要がある。
プレスリリースなどからSuicaの半分か、半分を超えたくらいと予測出来るので、Suica超えはまだまだ遠いのかなと思います。
この記事で参照しているデータは、2021年の説明会でVisaが出していたもの。
Mastercard、JCB、American Expressの対応は、インバウンド需要が盛り返すと予測している2023年以降みたいですね。
日本のオープンループは、三井住友カードの「stera transit」を使用している。
Visaが先行しているのは、日本におけるシェアの高さもあるけど、三井住友カードとの関係も影響しているのだろうか。
『公共交通に広がる「Visaのタッチ決済」 '23年に他ブランドも鉄道対応へ - Impress Watch』
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1374171.html