「どうしてここまで売れるのか」作者も驚き 「円周率1,000,000桁表」ロングセラーの理由

コメント

選択しているユーザー

• 星野 貴彦

  プレジデントオンライン 編集長

  ・2022年06月07日

  書籍が「中身を読むもの」ではなく「本という形をしたもの」として購入されている好例ですね。「積ん読」などといいますが、本を買っても読了しない人はたくさんいます（私もそうです）。そして、そうした消費行動も書籍市場を下支えしています。
  
  電子書籍はそうした「本という形をしたもの」の消費がなくなるので、どうなのかなと思っていましたが、不思議なことに電子書籍でも「積ん読」をしている私がいます。われながら、不思議です……。

注目のコメント

• 山崎 俊彦

  東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻　教授

  ・2022年06月07日

  1冊314円なので印税が・・・と、いらぬ計算をしてしまいました。
  
  ちなみに、現在の記録は62兆8000億桁だそうです。62,800,000,000,000ですね。なーんだ、それだけかと思ってしまいますが、プレーンテキストでこれを記録すると62TBの巨大なファイルが出来上がることになります。そこらへんのパソコンだと保存すらできないですね。
  
  円周率計算で世界記録を大幅更新、スイス研究チームの高性能コンピューター
  https://japan.zdnet.com/article/35175510
• 瀬地山 角

  東京大学　総合文化研究科 教授

  ・2022年06月07日

  学生さんで時々何万桁も憶えているという人がいます。失恋して5000桁、試合に負けて1万桁といったように、何かのきっかけに、5000～10000ずつ憶えるんだそうです。イメージ記憶というやり方を使います。その才能と労力、もっと生産的な別の何かに活かせよ、と言いたくなりますが、当人にとっては息抜きにスポーツをやっているのと大して変わらないのかも知れません。